iTween Moveメソッド一覧
MoveTo
オブジェクトを現在の座標から指定した座標へ移動する
MoveFrom
オブジェクトを指定した座標から現在の座標へ移動する
MoveBy
オブジェクトを現在の座標から指定したベクトルの値だけ移動する
MoveAdd
働きはMoveByと同様だが、ほかのアニメーションの実行中も利用可能
MoveUpdate
MoveToの機能を制限し、軽量化したもの
Move関係のメソッドの一覧ですが、何個も何個も面倒だな…と思ってしまうのもすごいわかります(´・ω・`)とりあえず一つずつ理解していきましょう。
MoveTo
これは先日の記事でも書いたのでどんな感じで動くかはこちらからご覧ください。
MoveFrom
MoveToのものをMoveFromにするとMoveToと逆の位置からスタートして逆の位置に動きます。終点が決まっている場合は終点を決めておいて配置位置を変えていくような形にするといいですね。
MoveBy
相対的な動きでPositionは使えないという事です。
スクリプトを書くと
iTween.MoveBy(gameObject,iTween.Hash(
//positionだと動いてくれません
//"position", new Vector(10,5,0);
"x",10,
"y",5,
"easeType",iTween.EaseType.linear
));
みたいな感じで使えます。動き方はMoveToと同じ動きなのでGIFはのせません。
MoveAdd
ほかのアニメーションの実行中も利用可能なのがMoveAddです。先ほどのMoveByの下にMoveAddを付け加えてみましょう。
トゥイーン時間をずらしてみるとわかりやすいんじゃないかと思います。
iTween.MoveBy(gameObject,iTween.Hash(
"x",10,
"y",5,
"time",6.0f,
"easeType",iTween.EaseType.linear
));
iTween.MoveAdd (gameObject,iTween.Hash("y",-2,"time",2.0f,"delay",1.0f));
Addの方はディレイで1秒後に動くようになっているのでMoveByがスタートした1秒後に下に下がっています。そしてMoveByは相対的に動いているのがわかるのが終着点がほかのものと比べて低いというところです。
MoveAddでy座標を-2しているのでその分ひくい位置で動き終えます。
MoveUpdate
こちらはUpdateされるたびに動くのでvoid Updateに突っ込まないと正常に動きません。
iTween.MoveUpdate (gameObject, iTween.Hash("position",new Vector3(10,5,0),"time",2.0f,"easeType",iTween.EaseType.linear));
をvoid Updateに書いてます。
iTween.MoveUpdate (gameObject, iTween.Hash("position",new Vector3(10,5,0),"time",2.0f,"easeType",iTween.EaseType.linear));
iTween.MoveUpdate (gameObject, iTween.Hash("position",new Vector3(0,2,0),"time",2.0f,"easeType",iTween.EaseType.linear));
と二つ並べた場合の動きです。
二つ並べると中間でとどまりどちらにも終着する事なくずっと中間点でがくがくうごいています。
timeの2秒を過ぎても同じ状態のままです。こんな使い方はしないと思いますが、Updateは他のiTweenの動きに影響されるという事だと思われます。
Moveのメソッドだけでもいろんな使い方がある事がわかりましたね(´・ω・`)
iTweenを覚えれば色々使えるので他にも記事に起こしていきたいと思います。